STAFF

企画・脚本・監督

高橋ヨシキYOSHIKI TAKAHASHI

Greeting:

こんにちは、高橋ヨシキです。普段は『映画秘宝』を中心に、映画批評とグラフィックデザインを生業としています(他にも色々やっているんですが、メインはこの2つです)。

長編初監督作品となる『激怒』は、言ってみれば初期衝動の映画です。数年前のある晩、主演の川瀬陽太さんを飲み屋に呼び出して「何がどうあっても長編映画が撮りたい。やりたいことを沢山ぶち込んだやつを」と告白したときに、川瀬さんがそっぽを向く代わりに身を乗り出してきた瞬間、『激怒』のプロジェクトがゆっくりと動き始めました。

『激怒』は一種のディストピア映画であり、ブラック・コメディであり、そしてもちろんバイオレンス映画でもあります。川瀬さんが中心になって多くの素晴らしいキャスト、優れたスタッフの皆さんにお集まりいただいたおかげで、『激怒』は今年の2月に撮影を終えることができました。文字通り、怒涛の2週間でした。そこにまで至る経緯については、今後さまざまな場所でお話する機会もあると思うのでここでは割愛しますが、2月末の時点でほとんどの撮影を終えることができて本当に幸運でした。

ただ、その後本格化したコロナ禍の影響で、いまだ撮れずに残っている場面があります。それがニューヨークロケの場面で、これに関しては、海外との往来がいつごろまでに元通りになるのか、先行きが見えない状態ではありますが、公開のスケジュールを鑑みて、ぎりぎりまで待つことを考えています。もちろん、最悪、海外ロケが実現し得ない可能性ももちろんあります。ただ、その場合もシーンを欠番にするわけにはいかないので(短いながらも重要な場面だからです)、ニューヨークロケが無理だった場合は代替案をいくつか考えてありますが、代替案にせよ、元のプランどおりにするにせよ、追加予算が必要な状態です。加えて音楽・音効・CGIなどなど、おそろしく重要なポスト・プロダクション作業に必要な予算も不足しているという現状があり、そこでモーションギャラリーさんにお願いして、今回クラウドファンディングで皆さんのご支援を募ることにしました。世の中全体が大変な時期ではありますが、『激怒』を完成・公開できるように、皆様のお力添えを何卒お願いします。

高橋ヨシキ

Profile:

高橋ヨシキ

1969年東京都出身。早稲田大学第一文学部中退・復学のち除籍。雑誌『映画秘宝』を中心に、テレビ、ラジオ、インターネットなどメディアを横断して映画評論活動を展開。映画評論集『悪魔が憐れむ歌』(洋泉社)シリーズ、NHKラジオの人気映画コーナーの書籍版『高橋ヨシキのシネマストリップ』(スモール出版)シリーズ、ディズニー映画を技術面から解説した『暗黒ディズニー入門』(コア新書)など著書多数。映画評論のみならず、実話怪談『異界ドキュメント』シリーズ(全3巻・竹書房文庫)、異色の人生相談本『高橋ヨシキのサタニック人生相談』(スモール出版)、小説版『アイアン・スカイ』(竹書房映画文庫)など、フィクション、コラムなど幅広い執筆活動を行っている。さらに翻訳者として『ゾンビ映画年代記』(パイインターナショナル)、『BURNING MAN ART ON FIRE(バーニングマン アート・オン・ファイヤー)』(玄光社)を手がけたほか、ティモ・ヴオレンソラ監督作品『アイアン・スカイ』『同2』、タイ・ウェスト監督作品『サクラメント/死の楽園』といった映画の字幕翻訳も担当している。埼玉愛犬家連続殺人事件をモチーフにした園子温監督作品『冷たい熱帯魚』(2010年・日活)では監督と共同で脚本を担当、同作は国内・国外で大きな反響を呼び、数多くの映画賞に輝いた(同作ではポスタービジュアルも担当している)。